DATA / EXTRACTOR RAID EDITION

イメージ:基盤

Data Extractor ExpressUDMA
およびData Extractor SASに
RAIDデータリカバリー機能を搭載したソフトウェア

Data Extractor RAID Editionは、あらゆるRAIDストレージからデータリカバリーすることに特化したソフトウェアです。Data Extractorの機能すべてが備わっており、ハードウェア/ソフトウェアと連携して機能することでPC-3000 Express、UDMA、またはPC-3000 SASにRAID データリカバリー機能を構成します。

RAIDリカバリーの問題

現在、RAIDストレージには膨大な数のドライブが接続されており、RAIDレベルも構造が複雑である一方で、RAID内のいくつかのドライブは深刻な物理的な損傷(サーフェス、ヘッド、サーボ情報の損傷など)を引き起こす可能性があります。また、RAIDのファイルシステムやメタデータが論理的に損傷する場合もあります。したがってRAIDデータリカバリーにおいては、以下の問題をクリアしなければなりません。

  • RAID内の損傷したHDDの取り扱い
  • アレイ構成(標準または複合)の定義の特定
  • アレイ構築と論理的なデータリカバリー

これらは同時に発生する場合が多いため、幅広い機能を備えたプロフェッショナルツールとしてData Extractor RAID Editionがあれば、あらゆる問題を解決できます。

Data Extractor RAID Editionの主な機能

以下のRAIDレベルをサポート

  • 標準RAID:0 (Stripe)、1 (Mirror)、JBOD、1E Offset、1E Adjacent、4、5、5E、5EE、6、6 Adaptec
  • 複合RAID:10、50、60、51など
  • 特殊RAID:WSS (Windows Storage Spaces)、ZFS RAID-Z、BtrFS RAID、Apple Fusion Drive (HFS+、APFS)
  • その他、表形式の画面によりカスタムRAID構成を定義可能

ソフトウェアRAIDおよびNASをサポート

以下のRAIDメンバーをサポート

  • PC-3000 Expressポートに接続された損傷したHDD(最大4つまで)
  • PC-3000 UDMAポートに接続された損傷したHDD(最大2つまで)
  • PC-3000 SASポートに接続された損傷したHDD(最大4つまで)
  • パソコンの標準ポートに接続された正常なHDD(SAS/SCSI含む)
  • イメージファイル
  • 以前に生成したData Extractorタスク
  • 以前に生成した仮想RAID

RAID内の損傷したHDDを制御する高度な機能

RAID構成を自動およびインタラクティブに検出する機能

RAIDコントローラをエミュレーションする機能

  • OSへ仮想RAIDとしてマウント
  • PC-3000ポートでの高速読み取り
  • 冗長アレイからのデータリカバリー
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RAID表形式の表示

仮想RAIDアレイを生成する機能では、他の仮想アレイを用い構成することができます。この機能を使用すると、たとえば以下のような2つのRAID5レベルの仮想アレイ同士をストライピングさせた仮想RAIDアレイを簡単に生成することができます。

仮想RAID生成例

イメージ:仮想アレイ1

仮想アレイ1 (RAID5)

イメージ:仮想アレイ2

仮想アレイ2 (RAID5)

仮想アレイ1 + 仮想アレイ2 ( Drive 0, Drive 1, Drive 2,Drive 3, Drive 4, Drive 5 )

イメージ:仮想アレイ2

仮想RAID 5+0 構成

RAID内の損傷したHDDのための機能
  • RAID内のHDDから完全コピー、または部分コピーの作成機能
  • RAID内のHDDの仮想トランスレータ、または仮想RAID全体を定義する機能
  • PC-3000ポートに接続されたHDDに対し、PC-3000専用ユーティリティ(電源管理、リセットコマンド、読み取りパラメータの完全コントロール、読み取りコマンドの選択、ヘッドマップなど)で制御する機能
  • アレイ構成の定義中に損傷したHDDを除外する機能、またはコピーしたHDDを使用する機能
  • 問題のあるHDDからデータリカバリーのために冗長性を使用する機能
  • 負荷を軽減し、必要最小限のデータのみをアレイから読み取り成功率を高めることができる統合論理解析機能
イメージ:基盤

アレイ構成画面

アレイ構成を定義するための機能
  • RAID構成内の各ドライブからファイルシステムと、ユーザーデータ解析結果に基づく自動検出機能
  • 通常とは異なる構成を簡単に定義できる強力な対話モード、および現在の結果をコントロールできる柔軟な自動操作機能
  • ファイルシステム構造、仮想RAID構成(mdadm RAID superblock)のメタデータを含むディスク構造(MBR、GPTなど)のサイズ検出と、レビューをはじめとする数多くのRAIDパラメータを定義し、LVM情報を分析できる便利な検索機能
  • 損傷したHDDに触れることなく定義できるアレイパラメータ機能
  • 基本的なRAIDパラメータ(ブロックサイズ、アレイレベル、メンバー数、ディレイ)を確実で明確に検出できるRAIDメンバー統計機能
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RAIDメンバー統計

これらの検出結果は仮想RAIDアレイの生成に使用することができ、複数本のドライブで構成されるRAIDアレイの特定における解析時間を大幅に短縮することができます。

近年のHDDが大容量であることや、損傷したドライブのフルコピーに伴う潜在的問題を考慮し、Data Extractor RAID Editionは独自のアプローチでデータリカバリーができます。

セクタマップを使用したデータリカバリー例

手順1

仮想RAIDを作成する。

手順2

Data Extractorのエクスプローラモードで仮想RAIDを開き、データ構造を確認する。

手順3

必要なデータのデータマップを構築する。(使用済みセクターのマップ、必要なカタログのデータマップ、必要なファイルのマップ、またはメタデータマップ)

手順4

構築したマップに対し、損傷したHDDから読み取るセクターの「サブマップ」を構築する。

手順5

Data Extractorを使い必要なデータのセクターのみをセクター単位でコピーする。

手順6

必要なデータを保存する。

拡張機能を使用したデータリカバリー例

本製品の拡張機能を用いることで、生成した仮想RAIDアレイをOSの物理ディスクとして使用することができます。これによりOSやプログラムは、Data Extractor RAID Edition上の仮想RAIDアレイを標準ポート接続のドライブのようにセクタアクセスできるようになります。
この拡張機能によりWindowsのダイナミックボリュームの処理においては、仮想ディスクアレイの構築後に「ディスクの管理」からデータを利用するのに役立ちます。またOS上で他のデータリカバリツールやフォレンジックツールなどの使用も可能になります。