PC-3000 for Windows UDMA / Data Extractor UDMAの新バージョンがリリースされました。
今回のリリースは、HDD新モデル対応および全ユーティリティへの新モード導入など、充実しています。MRヘッドシフトテクノロジーは、次の製造元によるドライブでご利用いただけます。
Seagate製(ClassicおよびF3アーキテクチャ)、Western Digital製(Caviar Cyl32、Marvell、ROYLアーキテクチャ)およびSamsung製のドライブ Data Extractorに、新しいファイルシステムタイプ、損傷パーティション解析に関するメソッドを追加しました。これらの機能はすべて3TB以上のドライブをより効率よく処理するための機能です。
Seagate(F3アーキテクチャ)
ROMウィザードを追加しました:
- 構造解析、選択、RAP/ CAP/ SAP/ IAPの編集の有効化(手動および他のROMからの移動)
 - コミュテータヘッドマップ編集
 - 論理ヘッドマップ編集
 - ROM内IDパラメータ(モデル、シリアル番号、アセンブル日付)編集
 
RAMヘッドマップ変更テストを追加しました:
- 現在のコミュテータヘッドマップ
 - 論理ヘッドマップ(depop)
 
メニュー構成の強化
- トランスレータリカバリ機能を改良しました。不良セクタエリアの処理で生じるトランスレータリカバリの不安定さに関する、より効率的なソリューション;
 - パスワードクリア機能の強化。Barracuda Greenでも同様に処理ができるようにしました。
 
Seagate(U5、Barracuda xx)
- ボーレートをユーティリティ内で変更できるようにしました。
 
[HDD Initialization](HDD初期化)メニューをコンポーネントに追加しました:
- [LDR Loading](LDRのロード)
 - [HDD initialization with editing head map in RAM](RAM内でのヘッドマップ編集をともなうHDD初期化)モード本機能は、[Utility Actions](ユーティリティアクション)機能を実装し、Data Extractorタスクの生成から使用され、深刻な損傷を持つHDDのイニシャライズ(また、深刻な損傷を持つヘッドも含む)に役立ちます。
 
WD Marvell
- サービスエリアにABAアクセスを行うHDDに関して、ソフトウェアトランスレーションメソッドを使用してCHSによるアクセスが行えます。
 - CHSまたはIDモードの選択、IDを使用したモジュール読み込みのためのSAアクセス、欠陥リストの編集、およびディレクトリエディタを選択することが可能です。
 - [Recalculate Dir](ディレクトリ再計算)ボタンを[Utility status](ユーティリティステータス)ダイアログウィンドウに追加しました。
 - [Change head map in RAM](RAM内でヘッドマップを変更)モードアルゴリズムを改良しました。非ROYL HDD用のマップ検索におけるエラーを修正しました。
 - [Slow responding problem solution](遅いレスポンス問題の解決)モードを修正しました。
 - [Verification](検証)テストモードを[Scan and hide defects](欠陥をスキャン、隠す)モードに追加しました。
 - [Scan and hide defects](欠陥をスキャンして隠す)モードが2TB以上の容量のHDDに対応しました。
 - 「Draco」ファミリーをWDC Marvellファミリーリストに追加しました。
 
WD Marvell(USB接続)
- モジュール書き込みエラーを修正しました。
 - [Scan and hide defects](欠陥をスキャンして隠す)モードでは、ATAインターフェースを使用した処理は行えません。
 
WD Caviar Cyl32
- [Change head map in RAM](RAM内でヘッドマップを変更)モードを追加しました。
 
WD Caviar Cyl32(SATA)
- [Change head map in RAM](RAM内でヘッドマップを変更)モードを追加しました。
 - 「Odyssey」および「Hercules」ファミリーにKernelモードの[LDR Loading](LDRのロード)メソッドを追加しました。
 
Samsung
- 「Trinity」ファミリーに、[HDD initialization with editing head map in RAM](RAM内のヘッドマップ編集をともなうHDD初期化)モードを追加しました。
 - [Change head map in RAM](RAM内でヘッドマップを変更)モードアルゴリズムを改良しました。
 - [modules reading/writing](モジュールの読み込み/書き込み)ダイアログウィンドウに[Level of importance](重要性のレベル)列を追加しました。
 - これで、モジュールを重要性のレベル列によって並べ替えることができます。
 - [FIPS module reading and writing](FIPSモジュール読み取りおよび書き込み)アルゴリズムを追加しました。
 - [FIPS module clearance](FIPSモジュールのクリアランス)テストを追加しました。
 - 「F3_4D」ファミリーのターミナルインタラクション機能を追加しました。
 - 「Trinity」ファミリーに、互換性、プラットフォームID、バーンリソースの検索メソッドを追加しました。
 - 「M8E」ファミリーに対応しました。
 - これにより、「Trinity」ファミリーの[Change head map in RAM](RAM内でヘッドマップを変更)モードを使用することができます。
 - HDDサーフェイステストの組み合わせ(物理+論理)を追加しました。
 - 1つのサブメニューでさまざまなサーフェイステストが選択できます。
 - 「Trinity」ファミリー用SMARTリセットコマンドを、より効率的なものに変更しました。
 
HITACHI-IBM
- [starting “PCB ONLY”](PCB ONLYを開始)モードを追加しました。PCBを使用した処理のみが可能な場合にユーティリティを起動することができます。
 - [Module reading](モジュールの読み込み)、[Resource reservation](リソースの予約)、[SA structure test](SA構造のテスト)のテストに、現在読み込中のモジュールをスキップするのに役立つボタンを追加しました。これにより、深刻な損傷モジュールをスキップすることができ、時間を節約することができます。
 - テスト中断メソッドを修正しました(これまで、テストを中断することができない場合がありました)。
 
Toshiba
- 「59GSXP」、「61GSY」、「64GSY」、「65GSX」ファミリーへの対応を追加しました。
 - 59GSX」、「59GSX」、「59GSXP」、「65GSX」ファミリーに、[G-List clearance](G-List クリア)および[Transfer from G to P-List](G-ListからP-Listに転送)モードを実装しました。
 - CPのサイズを修正しました。
 - 欠陥管理機能を拡張し改善しました。
 - ヘッドテストを追加しました。
 
ユニバーサルユーティリティー
- LBAでアクセスを行うテストをすべて、”複数”のアクセスを使用するHDD(いくつかの論理セクタに対応する物理的なセクタを持つHDD。例:4K)に対応するように改良しました。
 - [productivity diagram view](プロダクティビティダイアグラム表示)モードを強化しました。
 - [defectoscope](欠陥スコープ)を改良しました(2TB以上のHDD処理時のエラーを修正)。
 
カーネル
- [File open/save](ファイルを開く/保存)ダイアログおよび[open utility profile folder](ユーティリティプロファイルフォルダを開く)メソッドを改良しました。
 - [power control](電源制御)ボタンに電源インジケータを追加しました。
 
Data Extractor(ファイルシステム)
FATファイルシステム:
- 解析済みFATテーブルのセクタの整合性制御を追加しました。
 - ルートフォルダが空の場合の[Partition data analysis](パーティションデータ分析)モード初回自動起動を追加しました。
 
ReiserFSファイルシステム:
- より高速なファイルマップ構築
 
HFS+ファイルシステム:
- ルートフォルダ内で選択したファイルのマップを構築時の処理を拡張しました。
 - スキャンの結果である仮想パーティションのマップ構築プロセス速度を大幅に向上させました。
 - カタログを開く処理、検索、およびマップ構築を含むネイティブシステムでの処理速度を大幅に向上させ、最低化しました。
 - [Volume Header](ボリュームヘッダ)ウィンドウレイアウトを改善しました。
 
NTFSファイルシステム:
- [NTFS structure search](NTFS構造の検索)および[Partition analysis](パーティション解析)モードを変更、改善しました。
 - トリビュートで示された部分(B0)を「unused」(未使用)としてノン・レジデントカタログマップに追加しました。
 - [request for complete rescanning](完全再スキャンリクエスト)を、[Partition data analysis](パーティションデータ解析)モードに追加しました。
 
UFS1(2)ファイルシステム:
- [Partition data analysis](パーティションデータ解析)モードを追加しました。
 - [superblock](スーパーブロック)ウィンドウのレイアウトを変更しました。
 - [building of partition map](パーティションマップ構築)を改良し、以前よりも処理速度を向上させました。
 
XFSファイルシステム:
- [Partition data analysis](パーティションデータ解析)を改良し、[building of partition map](パーティションマップ構築)の処理速度を向上させました。
 
EXT2、3、4ファイルシステム:
- [Partition data analysis](パーティションデータ解析)を改良し、[building of partition map](パーティションマップ構築)の処理速度を向上させました。
 
Data Extractor(全般)
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- マークしたファイルやフォルダのレポートを、日付と時刻を含む一意の名前を持つタスクカタログに保存します。
 - コピーしたファイル名を、[explorer panel](エクスプローラパネル)に表示します。
 - DEのタスクマネージャフォーム上およびタスクフォーム上の[power supply control](電源制御)を変更しました。
 - [Only for reading](読み込み専用)デバイス(コピーを保存することができないデバイス)のリストに、システムSSDを追加できるようにしました。
 - Rawリカバリモード、以下のファイルシステムの仮想パーティションを作成することができるようにしました:NTFS、FAT、ExtX、UFS1、UFS2、XFS、ExFAT、HFS+以下のファイルタイプでは、コンテキストメニューが利用できるようにしました:BootNTFS、FAT Folder、TableF16、TableF32、UFS1 SB、UFS2 SB、XFS SB、BootExFAT、HFSパーティションの開始位置およびサイズが自動的に決定されるようにしました。
 - すべてのファイルシステムにおいて(仮想を含む)、ファイルとカタログ(ノン・レジデント)のヘッダーの有効/無効を制御できるようにしました。赤が不良を、緑のままのものが良好なものを示すようにしました。
 
 
[Raw recovery](Rawリカバリ)モード:
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- ファイルシステム(exFAT、HFS+、XFS、ExtX、UFS1/UFS2、ReiserFS)のサービス構造検索を追加しました。
 - ノン・レジデントNTFSインデックスの検索を追加しました。
 - [Quick analysis of disk](ディスクのクイック分析)メソッドを最適化しました:速度の向上、メモリ使用量の効率化
 - ファイルシステムUFS2、ReiserFS、XFS、HFS+、EXT2、EXT3、EXT4の対応を実装しました。
 - ブートセクタおよび/またはFATテーブルが存在しない場合に仮想パーティションFAT16およびFAT32を生成する機能を実装しました。
 - 最初のスーパーブロックが破損している場合に仮想パーティションXFS、EXT2、3,4、UFS1/UFS2を追加する機能を修正しました。
 
 - MBR、GPTは、APMが存在しないか損傷している場合のワンタイムメソッド自動開始機能を追加しました
 - イメージファイルへのキャッシュ書き込みのオン/オフ切り替え制御を設定に追加しました。
 - ドライブのセクタサイズが512バイト以上の場合にコピーするファイルサイズを自動的に制限する機能を追加しました。
 - イメージファイルへのAnisochronous(非等時)書き込みタイムアウト値を増加しました。
 - Mapタブにはコピーメソッドの実行中にマップの自動同期をオフに切り替えることができる[pause](一時停止)ボタンを追加しました。
 - マップのスクロールの方法を変更しました。
 
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PC-3000 JAPAN サポートチーム