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PC-3000 Express / UDMA-E / Portable 6.6.35、Data Extractor 5.9.22、Data Extractor RAID Edition 5.9.22、PC-3000 SSD 2.7.11、PC-3000 SAS 6.6.35 リリースについて

PC-3000 Express/UDMA-E/Portableバージョン6.6.35、PC-3000 SASバージョン6.6.35、Data Extractorバージョン5.9.22、Data Extractor RAID Editionバージョン5.9.22、PC-3000 SSDバージョン2.7.11がリリースされました。

 

以下の英語版、日本語版ソフトウェアの更新版をリリースしました。

  • PC-3000 Express/UDMA-E/Portableバージョン6.35
  • PC-3000 SASバージョン6.35
  • Data Extractorバージョン9.22
  • Data Extractor RAID Editionバージョン9.22
  • PC-3000 SSDバージョン7.11

これまでと同様、更新版のソフトウェアには多くの便利な機能やオプション、ドライブの新しいファミリィやファイルシステムを追加しただけでなく、いくつかの最適化も行いました。たとえば、Seagate F3ドライブにHotSwapプロシージャを追加することはこれまではほぼ不可能だと考えられていました。今回の更新では、HDDメモリにアダプティブを直接アップロードする能力が登場しました。この方向性としてはほんの一歩にすぎませんが、Seagateドライブとの動作において新たな領域を開くものとなります。SMRドライブのトランスレータを安全に再計算できない際に発生していたRosewoodドライブの書き込み問題の解決にも成功しました。ソフトウェアを更新すると、MCをリセットする前にドライブの電源を切るための”PWR_OFF”トークンが追加されます。

Unicodeパスワードやリカバリーキーのバージョンが少なかったことでこれまで暗号化解除が不可能であったBitLocker暗号化データを解除できようになりました。

さらに、PC-3000は、APFSファイルシステムからのDeflateおよびLZVN圧縮ファイルをサポートする世界初のデータリカバリツールとなりました。詳細については、以下の機能向上リストをご覧ください。

テクニカルサポートユーザーには最新版のソフトウェアをお届けします。

テクニカルサポートユーザーへの登録方法および最新のPC-3000ソフトウェア更新版の入手方法の詳細については、当社までお問い合わせください。

 

主な機能向上のリスト:

 PC-3000 Express、UDMA、Portable

Seagate F3

  • ROMからHDDメモリにアダプティブをアップロードする能力(HotSwatに使用)を追加しました。
  • HDDの電源を切るための”PWR_OFF”トークンをユーザーコマンドハンドラーに追加しました(SMRドライブのトランスレータを安全に再計算し、ターミナルメッセージに従ってMCをリセットする前に電源を切ることができます)。

Samsung

  • F1_3D、F2_EG、F3、M7S2、N2B、F3_4D、M7E、F4_3D、F4、M8E、MT2、N3、MP4、M9Tファミリィに関して、”ROMのヘッドマップの変更(Changing heads map in ROM)”機能を追加しました。

 

PC-3000 SAS

 Seagate SAS

  • 以下の新しいファミリィを追加しました。
    • Savvio 10K.6
    • Enterprise Performance 10K HDD v7
    • Constellation ES.3.

 

Data Extractor

 マークされたフォルダに基づいて仮想ドライブを作成するオプションを追加しました。

Bitlocker & FileVault

  • Unicodeパスワードがサポートされるようになりました。
  • リカバリーキーのバージョンが少ないBitLockerの暗号化解除がサポートされるようになりました。

ファイルシステム

APFS

  • 圧縮ファイルがサポートされるようになりました(DeflateおよびLZVN)。

 NTFS

  • EFS v.2がサポートされるようになりました。

 

Data Extractor RAID Edition

  • エントロピーマップに基づいてRAIDサービスブロックの検出メソッドを追加しました。

 

PC-3000 SSD

SanDisk Marvell SSDユーティリティ

  • ローダーマイクロプログラムの新しいバージョンを追加しました(Helen:2.31、Veunis:0.2.34)。

 

機能向上の詳細リスト:

PC-3000 Express、UDMA、Portable

WD Marvell

  • Boot ROMモードのSPI ROM MACRONIXに関するサポートを追加しました。
  • LDRアップロードモードにおけるタイムアウトを延長し、エラー処理シナリオを回避しました。
  • ABA範囲のリソースエディタを改善し、書き込みエラーを修正して、書き込みプロシージャを最適化しました。
  • ユーティリティの改善、最適化、バグの修正。

Seagate F3

  • Global Flash Dirハンドラーを改善しました(0×1000サイズのセグメントに対するサポートを追加しました)。
  • Data Extractorのタスクパラメータで、右クリック(コンテキスト)メニュー経由でアクションを設定できるようになりました。
  • ログにエラーメッセージが表示される.iniファイルのサポートを追加しました。
  • “ROMイメージで作業する(Work with ROM image)”に読み取り専用(Read-Only)モード機能を追加しました。
    • DiskFWにロックを追加
    • DiskFWのロックを削除
    • DiskFWをベースにRAMにロックスクリプトをアップロード
    • DiskFWをベースにATAまたはターミナル経由でRAMのロックをアクティブ化/非アクティブ化
  • ROMからHDDメモリにアダプティブをアップロードする能力(HotSwatに使用)を追加しました。
  • ROMおよびローダーを含めたディスクのスマート初期化機能を追加し、フライのローダーへの変更が適用できるようになりました。
    • ROMの変更
      • ヘッドマップ(物理、論理)
      • INIT SMART FAIL;
      • NO HOSTの修正(バージョン1/2)
      • Sense Code 87270000
      • Tech Unlock
      • Yeti DFW Startの一時停止
      • Kahuna CFWのパッチ
      • 0800コードを伴うエラーを使ったローダー
      • RosewoodなどでBootFWを使ってローダーのロックを解除
      • 起動時にSAに書き込もうとするLED BDエラー4040を無効化
      • 書き込み保護コードを追加
    • DiskFWの変更
      • INIT SMART FAIL
      • NO OSTの修正(バージョン1/2)
      • Sense Code 87270000
      • 0800コードを伴うエラーを使ったローダー
      • 起動時にSAに書き込もうとするLED BDエラー4040を無効化
      • 書き込みロックコードを追加
    • RAMまたはSAにオーバーレイをアップロード
    • ローダーのアップロード後のアクション:
      • Unlock Tech
      • Device Fault状態のリセット
      • Format Corrupt状態のリセット
      • ROMからHDDメモリにアダプティブをアップロードする能力(HotSwatの起動に使用)を追加しました。
      • ドライブ起動後のヘッドマップの修正
      • ドライブのRAMのパスポートの修正。T> Fコマンドキーを使用して、Saved Mode PagesによるATAおよびターミナルのいずれかを経由して修正します。
    • Boot FWにスイッチを追加しました。
  • Boot FWにテストドライブスイッチを追加しました。
  • “HDDリソースのバックアップ(HDD resources backup)”でモジュールおよびローダーがデフォルトで選択されるようになりました。
  • HDDの電源を切るための”PWR_OFF”トークンをユーザーコマンドハンドラーに追加しました(SMRドライブのトランスレータを安全に再計算し、ターミナルメッセージに従ってMCをリセットする前に電源を切ることができます)。
  • DTを表示するSAオブジェクトで、選択したオブジェクトを開く機能をDTコマンドによってではなく(サーボメモリ内のオブジェクトは、たとえばSAPなど、どんな場所でも正しく動作しない)、対応するHDDメモリプールに追加しました。

Samsung

  • “COMポートの再接続(Reconnect COM port)”メニューを追加しました。
  • ROMダンプのモジュールを直接クリアする能力を”FIPAモジュールクリーニングテスト(FIPS Module Cleaning test)”に追加しました。
  • “RAMのヘッドマップ変更によるHDD初期化(HDD initialization with head map changing in RAM)”テストに、ROMを読み取った後に電源を自動で切り替える機能を追加しました。
  • “S.M.A.R.T.のクリア(Clear S.M.A.R.T.)”(ユーティリティメソッド)テストで、モジュールB2 PROFILEにM.A.R.T.を対象として追加しました。書き込みテストにパスしたM8Eドライブにとって有効となります。
  • “HDD IDエディタ(HDD ID editor)”テストならびに”ゾーンとヘッドの非接続(Disconnect zones and heads)”テストの”Set maximum LBA”メニューで、標準コンテナーリストから値を選択できるようになりました。
  • “ゾーンおよびヘッドの無効化(Disable zones and heads)”テストで、CHSリストおよびA/LIST表に従ってゾーン選択メニューを追加しました。
  • “フォーマット(Format)”テストを別のクイックアクセスメニューに移動しました。
  • F1_3D、F2_EG、N2B、N3ファミリィのローダーを置換しました。新しいローダーは、ヘッドマップを含めてドライブ内のROMのダンプを完全に書き込める能力を備えています。
  • F1_3D、F2_EG、F3、M7S2、N2B、F3_4D、M7E、F4_3D、F4、M8E、MT2、N3、MP4、M9Tファミリィに関して、”ROMのヘッドマップの変更(Changing heads map in ROM)”機能を追加しました。
  • Samsung USBユーティリティがPC-3000 Portable 3 USBポートと動作するよう適応させました。

 

Hitachi-IBM-ARM

  • マウスを右クリックするだけで、Data Extractorの設定リストからあらゆるアクションを個別に起動できるようになりました。
  • ユーティリティの改善、最適化、バグの修正。

 

PC-3000 SAS

 Seagate SAS

  • 新しいファミリィを追加しました。
    • Savvio 10K.6
    • Enterprise Performance 10K HDD v7
    • Constellation ES.3.

電源投入の時間および累積的な起動/停止サイクル数のカウンターを編集する機能を、新しいファミリィに追加しました。

ユニバーサルユーティリティPC-3000 SAS

  • ユーティリティの改善、最適化、バグの修正。

 

Data Extractor

  • 初期ドライブの読み取りの際にセクターのサイズが変化したドライブに対して、代替マップを自動で埋める機能を追加しました。
  • 凡例に関連するダイアログボックス内の統計をグループボックスに移動しました。
  • マークされたフォルダに基づいて仮想ドライブを作成するオプションを追加しました。
  • DriveSnapshot作成オプションに自動検出VHDドライブメソッドを追加しました。
  • マップ統計表示とサブマップ構築オプションの設定に、横棒グラフを表示する機能を追加しました。
  • (USBドライブだけでなく)すべてのシステムドライブで、”オフライン(offline)”オプションを有効化できるようになりました。

Bitlocker & FileVault

  • Unicodeパスワードがサポートされるようになりました。
  • リカバリーキーのバージョンが少ないBitLockerの暗号化解除がサポートされるようになりました。
  • FileVaultメタデータの解析アグロリズムを改善しました(メタデータ内にエラーのあるケースの安定性の改善)。
  • 暗号化解除されたCoreStorageのパーティションバグのループ化されたリンクエラーを修正しました。

ファイルシステム

 APFS

  • 圧縮ファイルがサポートされるようになりました(DeflateおよびLZVN)。
  • すべての圧縮ファイルの最初のセクター表示機能を追加しました。
  • 改善、最適化、バグの修正。

 ZFS

  • ZFS解析アルゴリズムを改善しました。
  • 改善、最適化、バグの修正。

 FAT

  • ファイルシステムの構造分析アルゴリズムを改善しました。

NTFS

  • EFS v.2がサポートされるようになりました。
  • 改善とバグの修正。

 

Data Extractor RAID Edition

  • “RAIDメンバー統計(RAID members statistic)”モードにエントロピーマップの処理機能を追加しました(メンバーに対して有効である場合)。
  • エントロピーマップに基づいたRAIDサービスブロックの検出メソッドを追加しました。
  • 改善、最適化、バグの修正。

 

PC-3000 SSD

SanDisk Marvell SSDユーティリティ

  • 拡張モードに書き込みモジュールのテストを追加しました。
  • サービスモジュールの新しい読み取りモードを追加しました。
  • SATAインターフェース経由でVenusドライブを拡張モードに転送するオプションを追加しました。
  • Helenドライブ(バージョン2.35)のサービスマイクロコードを改善しました。
  • WD Blueドライブのユーティリティパーティションのローディングアルゴリズムを改善しました。
  • ドライブのローレベルフォーマット能力を追加しました。
  • ローダーマイクロプログラムの新しいバージョンを追加しました(Helen:2.31、Veunis:0.2.34)
  • ユーティリティの改善、最適化、バグの修正。

 

PC-3000 JAPANサポートチーム

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