お知らせ
NEWS

PC-3000各ソフトウェア更新プログラムが一斉リリースされました。

次のPC-3000ソフトウェアのアップデートがリリースされました。

  • PC-3000 Express / UDMA / Portableバージョン6.0.14
  • PC-3000 SASバージョン6.0.14
  • PC-3000 SSDバージョン2.0.2
  • Data Extractor バージョン5.3.1
  • Data Extractor RAID Edition バージョン5.3.1

 

PC-3000ソフトウェアに重要かつ便利なさまざまな機能を追加しました。サポート対象となるHDDファミリィのリストが大幅に拡張されました。新たにリリースされたソフトウェアにはフォレンジック機能を搭載しました。

PC-3000ソフトウェアをアップデートすれば、最新の機能と改良がご利用いただけます。

今回のリリースを準備するに当たり、ACE社は特別な方法を採用しました。旧式(緑のボード)のPC-3000 UDMAのユーザーに役立つ機能を最大限提供するために、今回のリリースはこれまでと比べてより総合的・包括的な内容となっています。

2016年1月1日以降は、旧式(緑のボード)のPC-3000 UDMAのソフトウェアアップデートはできなくなり、以後のソフトウェアアップデートはPC-3000の新製品ラインのみの提供となります。

なお旧式(緑のボード)のPC-3000 UDMAをPC-3000新製品にアップデートできる期限は2015年12月10日(日本での期限)までとなります。

 

改良の詳細

PC-3000 Express、UDMA-E、UDMA、Portable

WD Marvell

  • “SAデータからROM構築(ROM Build from SA Data)”モードを完全に変更しました。
  • Self Encryption Device HDDからデータを読み込み、データを自動で復号化できるようになりました。
  • “SA領域エディタ(SA Regions Editor)”モードにすべてのコピー向けのDirアドレス編集を追加しました。
  • 欠陥エディタ経由でトラック欠陥を追加する際に発生していた”Max(マックス)”ボタンのエラーを修正しました。
  • “実行(Execute)”メニューから次のコマンドが利用できるようになりました。
    • SAアクセスのブロック(Block SA Access);
    • HDD SAアクセスの初期化(Init HDD SA Access);
    • SAアクセスおよび再起動の許可(Allow SA Access and Restart);
  • “SAでモジュールを検索(Modules Search in SA)”および”Dirエディタ(Dir Editor)”モードについて、search\edit結果のDirコンパイル・メカニズムを改良しました。
  • “SAでモジュールを検索(Modules Search in SA)”でモジュールを見つけた後、検索リストからDirに追加できるようになりました。
  • “SAでモジュールを検索(Modules Search in SA)”モードで、Dirをファイルとして保存し、RAMに書き込みできるようになりました。
  • 静的モジュール書き込みが可能になりました。
  • “Dirエディタ(Dir Editor)”モードでDirをファイルとして保存し、RAMに書き込めるようになりました。
  • “領域シフト(region shifting)”メカニズムを改良しました。
  • “HDDリソースの表示と編集(View and Edit HDD Resource)”に次の改良を実施しました。
    • RAM範囲読み込みの”ROMマップ(ROM Map)”および”RAMマップ(RAM Map)”機能
    • ABA範囲読み込み時の”次へ(next)”および”前へ(previous)”ボタンの処理
    • モジュールの読み込みが中断した場合の、すでに読み込んだ部分のエディタへのアップロード
  • SEDキー検索時には、すべてのSAコピーがチェックされるようになりました。バイナリを完全に一致させるためにキーをチェックします。一致しない場合、キーは新規として追加されます。
  • “ドナー検索(Donor Search)”モードで検索レポートを保存できるようになりました。

WD Caviar Cyl32 (SATA)

  • S.M.A.R.T.上書きプロシージャを改良しました。

Seagate F3

  • これまでターミナル処理時に電源をオン/オフするとデッドロックが起こることがありましたが、これを修正しました。
  • ターミナル経由のローダーの作成を改良しました(システムファイルの情報が利用できる場合)。
  • ‘SAで作業(Work with SA)’ -> ‘システムファイルで作業(Work with System Files)’において、ファイルの一部で作業する新しいオプションを追加しました。このオプションのパラメータは、オフセット(バイト)とサイズ(バイト)の2つになります。
  • 非常駐G-Listプラグイン経由でドライブのミニゾーンのグループ(ドライブヘッドまで)を非表示にできる新しいツールを導入しました。
  • ROM ID 0xBF (SST / SANYO)のサポートを追加しました。
  • Kahunaファミリィの自動初期化ユーティリティが利用できるようになりました。
  • ‘SAで作業(Work with SA)’ -> ‘RAMで作業(Work with RAM)’において、+/-/=コマントを使ってターミナル経由で読み込み/書き込みできる新しいオプションを追加しました。

Seagate

  • ‘セーフモード(Safe Mode)’プロジージャを改良しました。

Toshiba

  • “ゾーンおよびヘッドの非アクティブ化(Zones and Heads Inactivation)”モードを追加しました。
  • MG04ACAファミリィのサポートを追加しました。
  • 欠陥の非表示アルゴリズムを改良しました。
  • トラックの欠陥のグループ化プロシージャを改良しました。
  • “物理スキャン(Physical scan)”テストを改良し、HDDキャッシュ制御オプションを追加しました(”Look Ahead”)。
  • 29GSG、55GSX、55GSXNファリミィについて、SATA経由でSAにアクセスしやすくなりました。
  • “LBA -> CHS”モードにおいて、”LBA->CHS”、”PBA->CHS”、”LBA->PBA”の各コマンドを選択できるようになりました。

Samsung

  • Data Extractorでデータを読み込む際にアクディブなSamsungユーティリティ操作を使用できるようになりました。
  • “サービスエリアでの作業(Work with Service Area)-ゾーン変換テーブル(Table of Zone Translation)”テストを、高機能な”ツール(Tools)-ユーティリティの拡張(Utility Extensions)-ゾーンおよびヘッドの無効化(Disabling of Zones and Heads”)ツールに変更しました。
  • ドライブのモジュールテーブルがサービスエリアの開始トラックにある場合の状況を処理しやすくなりました。
  • N3ファミリィについて、ゾーン割当テーブルの代替パーサーを実装しました。
  • PARAM_DMモジュールの編集後に容量が変化しない場合の状況を処理しやすくなりました(PROFILEモジュールで最大LBA値を設定するため)。
  • ROM読み込み時の”DBG>”モードの自動切り替えが可能になったことで、このプロシージャの安定性が高まりました。
  • “ドナー検索(Donor Search)”モードで検索レポートを保存できるようになりました。
  • SAおよびROM読み込みモードで、データを保存するファイルの状態を管理できるようになりました。

WD(すべて)、Toshiba、Maxtor

  • SAおよびROM読み込みモードで、データを保存するファイルの状態を管理できるようになりました。

ユニバーサルユーティリティPC-3000 AT

  • ユニバーサルユーティリティに読み込み/書き込みテストのパラメータを保存できるようになりました。

PC-3000カーネル

  • PC-3000 Express、PC-3000 UDMA-E、PC-3000 SAS、PC-3000 Portableは、Windows 10との整合性について正常にテストされました。
  • ‘他のプロファイルを選択(Choose Another Profile)’および’プロファイルの名前をディスクIDから変更(Rename Profile from Disk ID)’コマンドを追加しました。
  • PC-3000カーネルおよびインストールユーティリティのデジタル署名を追加しました。
  • すべてのユーティリティのログおよびターミナルログの自動保存が可能になりました。
  • PC-3000 ExpressおよびUDMA-Eボードについて、UDMAモードにおける読み込み/書き込み操作の最適化を実装しました。読み込み/書き込み速度が5 MB/秒以上速くなりました。
  • PC-3000 ExpressおよびUDMA-Eボードについて、HDD/SSDの展開を下段のステータス/エラー登録パネルに表示するために、UDMAプロトコルを追加変更しました。新規のDMA RQインジケーターを追加しました。
  • PC-3000 ExpressおよびUDMA-Eボードについて、SATAモード(SATA-I/SATA-II)およびPIOモード(0..4)を選択できるようになりました。この機能は、SATA互換性モードでの動作が不安定であったり、PIOモードをサポートできない旧式のHDDで作業する際に役立ちます。

Win7 Disk(PC-3000 Express、PC-3000 UDMA-EおよびPC-3000 Portable)

  • 新しいドライバにより、PC-3000ポートに接続しているHDDをOSに取り付けられるようになりました。PC-3000処理のクラッシュが発生した場合、ドライブは自動でオフになります。

Data Extractor

  • LVMメタデータスキャンの新しいメソッドを導入したことで、すべてのバージョンのLVMセグメントを表示できるようになりました。
  • ディスクおよびファイル構成の新しいブラウザを実装しました。ブラウザのデータベースには、さまざまなディスクマネージャとファイルシステムおよび異なるタイプのファイルが含まれています。
  • VHDX仮想ディスクのサポートを追加したことにより、ログからVHDXメタデータの壊れたセクタをリカバリできるようになりました。
  • 想ディスクの自動検出機能を追加しました。
  • いくつかのパーティションについて、マークしたファイルとフォルダすべてを保存できるようになりました(”マークしたファイルの保存(Save marked files)”メニュー項目を削除しました。代わりに、”保存(Save)”オプションをクリックするとダイアログウィンドウが表示されます)。
  • *.E01、*.aff、*.s01、*.001のフォーレンジックフォーマットのサポートを追加しました。ディスクおよびパーティションのイメージをデータソースとして使用でき、壊れたドライブ上にあってもリカバリできます。
    • *.E01、*.aff、*.s01、*.001フォーマットのディスクおよびパーティションイメージに基づいてタスクを作成できます。
    • ディスクまたはパーティションを選択したフォーマット(*.E01、*.aff、*.001)にエクスポートできます。
    • HDDに保存されているファイルイメージに基づいて仮想ディスクを作成できます。
  • メタデータの整合性に基づいて、ファイルシステムの”スナップショット”を作れるようになりました。
  • 非LBA(CHSのみ)ドライブで作業できる機会を追加しました。
  • セクタサイズが512バイト以外のHDDをOSに取り付けられるようになりました。
  • “統計の再計算(Recalculate statistics)”モードをメインの”統計(Statistics)”メニューに追加しました。
  • “Loss of Readiness”および”Reading Error”タブについて、”Pause”ボタンに新たなプロシージャを追加しました。
  • コピーを中止した際にファイルを削除できるようになりました。
  • タスクパラメータのコピーを”!BackUp”フォルダに保存し、このコピーからタスクをリカバリできるようになりました。
  • ファイルシステムの強化:
    • NTFS。”構造の検索(Search Structures)”にクラスタ化開始検出の新しいメソッドを追加しました。複雑なケースのデータリカバリの質を大幅に改善します。
    • NTFS。復号化ファイルの保存プロシージャを変更しました。これまではこれらのファイルは保存できませんでしたが、復号化され、そのコピーは’$100’の属性で保存されます。
    • FAT。パーティション分析およびFATテーブルのリカバリは、復号化セクタおよびユーティリティが読み込んだセクタの凡例に基づいてリカバリされるようになりました。
  • RAWリカバリモード:
    • 新しいLVM構造およびマップ作成メソッドを追加しました。
    • 新しいフィールド(名前と可能な日付)がRAWリカバリ結果に表示されます。
    • RAWリカバリ結果をサブカテゴリー別にグループ分けできるようになりました。
    • RAEリカバリ結果に基づいて仮想ファイルシステムを作成できるようになりました。
  • Explorerモード:
    • データ分析または”スナップショット”に基づく仮想ファイルシステムについて、ファイルを日付とタイプ別にソートできるようになりました。
    • データ保存処理の空き領域管理を追加しました。
    • 必要な領域が計算された後、データ保存時に異なるオプションを利用できるようになりました。ディスク領域がオーバーロードした場合、処理は終了します。
    • フォルダおよびファイルを保存する際に(作成日だけでなく)すべての日付を設定できるようになりました。
    • マークしたファイルを保存した後、マークを外せるようになりました。

RAID Edition

  • “RAIDの作成(Create RAID)”フォームにおいて、RSブロックに基づいてデータリカバリの多項式を選択できるようになりました。
  • RAIDメンバーを不明(ダミー)ディスクとしてすぐにマークできるようになりました。
  • RAIDメンバーの凡例に基づいて、RAIDマップ凡例を作成できるようになりました。
  • GPTパーティション分割の場合、LDMメタデータに基づくRAIDパラメータを自動で検出できるようになりました。
  • 新しい”構造(Structure)”タブ。インタラクティブなRAID検出の効率を高め、ファイルの種類の分析に基づいてRAIDパラメータを決定できます。

 

PC-3000 SSD

Samsung SSD

  • 40 EVOファミリィのサポートを追加しました。
  • 70および830ファミリィに次の強化を実施しました。
    • トランスレータの構築アルゴリズムの改良
    • 新しいローダーの追加
    • 470および830ファミリィのApple SSDのサポートを追加しました。
  • 840/840 PRO/840 EVOファミリィに次の強化を実施しました。
    • ローダーアルゴリズムの改良
    • ローダーのメモリチップのチェック/読み込みアルゴリズムの改良
    • ユーティリティのメモリチップの読み込みアルゴリズムの改良
    • 512 Gbドライブのサポートの追加(840/840 PRO)
    • 論理シーケンスによる読み込みのハードウェア復号化機能
    • 840/840 PROファミリィドライブのトランスレータ構築アルゴリズムの改善
  • ユーティリティの全般的な変更:
    • ローダーの種類を手動で選択できるようになりました。
    • “ユーティリティステータス(Utility Status)”メニューにメモリチップ情報を追加しました。
    • ファミリィ選択ウィンドウを変更したことで、マイクロプログラムのバージョンおよびコントローラの種類によってファミリィを選択できるようになりました。

OCZ Barefoot 3

  • サポートを追加したファミリィ:
    • OCZ Vector 150
    • OCZ Vector 180
    • OCZ Vertex 460
    • OCZ Vertex 460A
    • OCZ Arc 100
    • AMD Radeon R7
  • 追加したテスト:
    • ローレベルフォーマット
    • “Clear S.M.A.R.T.”
    • 検出テーブルレポート
    • G-ListのP-Listへの転送
  • 新しい機能:
    • “セーフ(Safe)”モードのドライブの自動検出プロシージャ
    • “セーフ(Safe)”モードのドライブのパスワード消去オプション
    • SMART属性の復号化
    • 検出テーブル検索アルゴリズムの改良

 

PC-3000 SAS

  • Windows 10 OSのフルサポート
  • PC-3000ユーティリティのバグ修正

Win7 Disk(PC-3000 SAS)

  • 新しいドライバにより、PC-3000ポートに接続しているHDDをOSに取り付けられるようになりました。PC-3000処理のクラッシュが発生した場合、ドライブは自動でオフになります。

 

PC-3000 JAPAN正規品をご利用のユーザー、およびPC-3000 Express、PC-3000 UDMA、PC-3000 Portable、PC-3000 SAS、PC-3000 SSD、Data Extractor、Data Extractor RAID Editionテクニカルサポートユーザーは、アップデートボックスからダウンロードする事で新バージョンを今すぐ利用できます。

PC-3000 JAPAN サポートチーム

PC-3000 Flash Ver.4.0がリリースされま...
PC-3000 Flashのバージョン7.0.3がリリース...