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高度データリカバリアルゴリズムの開発について

この度AceLaboratory社では、独自の高度なRAWリカバリアルゴリズムを開発しました。

ハードディスクのシステムエリア(SA)情報やファイルシステムが深刻な損傷を受けている状況でデータをリカバリする場合、RAWリカバリは残された数少ない手段の1つです。

従来のRAWリカバリは、ファイル固有のヘッダ情報に基づいてデータをリカバリしていました。これらはファイルの記録は物理セクタへ連続で記録されているということを想定し、次のファイルのヘッダによってファイル終端と定義され実行されていました。よって従来のRAWリカバリでは多くのファイルの断片までリカバリされていました。また必要なファイルほどセクタ長が増加し断片化している為、かなりの頻度でファイル構造が失われ、リカバリした多くのファイルが損傷していることもあります。

AceLaboratory社が開発した新しいアルゴリズムを使用すると、ヘッダ情報だけではなく、ファイルの内部構造に関する情報も使用したファイルリカバリを実行できます。この効果的なアルゴリズムが何回も試され、結果的に正しいセクタ長でエラーがないファイルをリカバリすることが可能になりファイルが損傷しているかどうかも確認することができます。

AceLaboratory社の研究チームが行った初回テストでは大きな成果を出しています。従来のアルゴリズムを利用した経緯があるハードディスクに本アルゴリズムを利用したところ、従来比1.5倍のファイルリカバリに成功しました。

この新しいアルゴリズムはPC-3000シリーズDataExtractor UDMA / SCSI、PC-3000 FrashおよびPC-3000 Portableの全製品でご利用いただける予定です。

PC-3000 JAPAN サポートチーム

 

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